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別冊付録まんが・メディアミックス(5)-1

  • ごろねこ
  • 2017/10/10 (Tue) 22:09:40
●『ザ・ガードマン』(中沢啓治・山崎まさる・まんが、大映テレビ室・協力)
「ぼくら」1967年9月号付録・164ページ(読切まんが)

TVドラマ『ザ・ガードマン』は初めの1年ぐらいは『東京警備指令ザ・ガードマン』というタイトルだった。1965年から1971年まで全350回。TBS系列で、金曜夜9時30分から10時30分までの放送だった。主演は宇津井健。他に、神山繁、藤巻潤、川津祐介、倉石功、稲葉義男、中条静夫がガードマンのメンバーである。
二度、大映で映画化された。『ザ・ガードマン 東京用心棒』(65年・井上昭監督)、『ザ・ガードマン 東京忍者部隊』(66年・弓削太郎監督)。

別冊付録まんが・メディアミックス(5)-2

  • ごろねこ
  • 2017/10/11 (Wed) 22:08:26
●『ローハイド』(木山シゲル)
「少年ブック」1961年4月号付録・36ページ(連載まんが)

1959年から66年にかけて8シーズン続いたTVドラマ。日本でも59年に放送開始されたが、第7シーズンまでしか放送されなかった。1860年代の西部を舞台に、牧場主の依頼を受けて数百頭、数千頭の牛の群れを目的地まで移送するカウボーイたちの物語。主役は、隊長役のエリック・フレミングだが、まだマカロニ・ウエスタンでブレイクする前のクリント・イーストウッドが隊長を補佐する役で出演していた。第8シーズンでは、フレミングが降板したため、イーストウッドが隊長になったらしいが、日本では放送されなかったという。NET系列で土曜夜10時から11時までの放送だった(曜日、時間は何度か変更になった)。提供は寿屋(現サントリー)。

別冊付録まんが・メディアミックス(5)-3

  • ごろねこ
  • 2017/10/12 (Thu) 22:08:06
●『名犬リンチンチン』(瀬越憲・まんが、スクリーンジェムス版権所有・オリオン商事特約)
「小学三年生」1959年新年号付録・52ページ(読切まんが)

この瀬越版は「たたかうきへいたいの巻」という別冊付録のみの読切まんが。本誌では写真構成の物語として連載していたらしいが、後にカゴ直利のまんがとなった。
1880年代の西部。インディアンの襲撃で家族を失ったラスティー少年とシェパード犬リンチンチンはアパッチ砦に駐屯する騎兵隊に引き取られ、騎兵隊の一員として活躍する話。アメリカでは1954年から59年まで放送された。日本では56年からの放送。
リンチンチンという犬は実在していた犬で、第一次世界大戦時に米空軍の兵士がドイツから持ち帰ったシェパード犬。その賢さからショービジネスに出演し、1922年には映画デビュー。サイレント映画時代に24本の映画に出演し、大人気となっていたらしい。そのリンチンチンが、西部劇で活躍するのがTV版の設定であり、リンチンチン役は3匹の犬が演じ、そのうち2匹は本物のリンチンチンの孫だという。なお、映画『名犬リンチンチン』が2007年に作られたが、TV版のリメイクではなく、実在したリンチンチンの伝記を描いている。

別冊付録まんが・メディアミックス(5)-4

  • ごろねこ
  • 2017/10/13 (Fri) 22:23:21
●『アラモ』(岸本おさむ、ユナイト映画提供)
「まんが王」1967年12月号付録・132ページ(読切まんが)

『アラモ』は、1836年にメキシコの圧政から独立しようと義勇軍がアラモ砦に立て籠もった攻防戦を描く。義勇軍側には、サム・ヒューストン将軍、ジェームズ・ボウイ大佐、ウィリアム・トラヴィス中佐、冒険児と呼ばれたデイヴィッド・クロケットらがいた。ジョン・ウェインの初監督作で、ジョン・フォードが監修に当たった。ジョン・ウェインはデイヴィー・クロケットを演じる。この映画は1960年製作で、日本公開も60年だが、67年にリバイバル公開され、それに合わせてのまんが化である。初公開時の上映時間は199分だったが、リバイバル時には155分にカットされた。
なお、1987年のリメイク版では主役はトラヴィスになり、演じるのはアレック・ボールドウィン。日本未公開でビデオ化した際のタイトルは『アラモ2』である。また、この作より前にアラモ砦を描いた映画は3作あると思われるが、1955年の『アラモの砦』は、主役はボウイ大佐でスターリング・ヘイドンが演じた。2004年製作の『アラモ』は、主役はヒューストン将軍でデニス・クエイドが演じた。

別冊付録まんが・メディアミックス(5)-5

  • ごろねこ
  • 2017/10/14 (Sat) 22:04:33
●『宇宙大征服』(久松文雄・まんが)
「まんが王」1968年11月号付録・B5判52ページ(読切まんが)

『宇宙大征服』は、ワーナーブラザース映画、1968年製作。日本公開は69年。ロバート・アルトマン監督。出演は、ジェームズ・カーン、ロバート・デュバル。ソヴィエトが月へ有人宇宙船を打ち上げたが、アメリカは有人のアポロ計画はまだ先のことだったので、旧式のマーキュリー・カプセルにありあわせの着陸装備を取り付けてパイロットを月へ向かわせることにするという話。
まんがは映画のタイトルだけを使用して、内容はまったく異なる。世界初の月ロケットである日本の銀河号の乗組員の中に、月への着陸を失敗させようという大国のスパイが紛れ込んでおり、それが誰かを探る保安員の話となっている。

別冊付録まんが・メディアミックス(5)-6

  • ごろねこ
  • 2017/10/15 (Sun) 22:06:07
●『矢車剣之助』(堀江卓)
「少年」1958年8月号付録・84ページ(連載まんが)

まんがの連載は1957年8月号から開始。TVドラマ化されたのは59年5月からなので、TVのための企画ではなかった。TVは61年2月に終わったが、まんが(「少年」での)連載は61年12月まで続いた。TVドラマは、金曜夜6時15分から45分まで、NTV(日本テレビ)系列で放送。提供は、セロテ-プのニチバン。主演は手塚茂夫。手塚は「手塚しげお」と改名し、62年に高橋元太郎と入れ替えにスリーファンキーズに加入するが、後に俳優に戻る。まんが原作のドラマでは、『忍者部隊月光』の流月や『ワイルド7』の八百を演じた。

別冊付録まんが・メディアミックス(5)-7

  • ごろねこ
  • 2017/10/16 (Mon) 22:07:24
●『矢車剣之助』(堀江卓)
「少年」1959年11月号付録・52ページ(連載まんが)

矢車剣之助のトレードマークは、旗本退屈男と同じく額の三日月傷だが、まんが連載開始時に傷はなかっ た。初期のエピソードで、盗賊団「鬼の顔」の一味である阿垣抜刀太に太刀の鍔で打たれてできたものである。
「矢車剣之助」(作詞・西沢治、作曲・只野通泰)
♪まわれ矢車 ぼくらの上に 闇を絶ち切る 光のごとく
 悪を滅ぼす 正義の翼 ひらめく影は 矢車流
 その名もとどろく 剣之助(以下略)

別冊付録まんが・メディアミックス(5)-8

  • ごろねこ
  • 2017/10/17 (Tue) 22:10:14
●『快傑ライオン丸』(一峰大二・まんが、若槻文三・脚本)
「冒険王」1972年5月号付録・B5判36ページ(連載まんが)

特撮ドラマ『スペクトルマン』の後番組として、フジテレビとうしおそうじのピープロが企画した特撮時代劇。1972年の4月から73年の4月まで全54話。フジテレビでは土曜夜7時から7時30分まで放送された。主演は潮哲也。
この5月号は、TVの第2話「倒せ!! 怪人ヤマワロ童子」のまんが化。
まんがは「冒険王」以外にも、「小学館BOOK」や小学館学年誌(一年生~六年生)に連載した。絵は馬場秀夫、斎藤あきら、蛭田充など9名が担当していた。また、サンケイ新聞の朝刊に72年から1年以上にわたって、牛次郎(TVの脚本担当の一人)の原作、川手浩次の絵で連載した版もある。

別冊付録まんが・メディアミックス(5)-9

  • ごろねこ
  • 2017/10/18 (Wed) 22:04:57
●『快傑ライオン丸』(一峰大二・まんが、田村多津夫・脚本)
「冒険王」1972年6月号付録・B5判36ページ(連載まんが)

この6月号は、TVの第7話「呪われた金山 ギンザメ」のまんが化。
後番組の『風雲ライオン丸』は人物や設定が異なる。また2006年にテレビ東京で『ライオン丸G』が放送されたが、2011年の(当時)近未来のネオ歌舞伎町を舞台にしている。
快傑ライオン丸主題歌「風よ 光よ!!」(作詞・しのだ・とみお、作曲・小林亜聖)
♪風よ 光よ 正義の祈り 変われ 獅子丸 ライオン丸に
 日本の平和を守るため 暗黒魔神をやっつけろ
 今だ 今こそ 変身だ 走れライオン! とべとべライオン!(以下略)

別冊付録まんが・メディアミックス(5)-10

  • ごろねこ
  • 2017/10/19 (Thu) 22:09:33
●『パパ行ってらっしゃい』(高垣葵・原作、若月てつ・絵)
「小学二年生」1959年5月号付録・52ページ(読切まんが)

ラジオドラマ『パパ行ってらっしゃい』は、ラジオ東京(現TBSラジオ)で毎朝10分間、1951年から10年以上続いた。小沢昭一が「パパ」の声を演じ、妻や子などパパ以外のキャストはすべて中村メイコが担当していた。日本冷蔵(現ニチレイ)提供。
若月てつのまんがは1回限りの読切まんがだが、「小学二年生」では松山しげるの絵で『パパ行ってらっしゃい』を1年間連載したこともある。

別冊付録まんが・メディアミックス(5)-11

  • ごろねこ
  • 2017/10/20 (Fri) 22:10:21
●『ぱぱおきてちょうだい』(上条勇雄・原作、西沢まもる・絵)
「たのしい一年生」1959年10月号付録・36ページ(連載まんが)

1959年から62年にかけて3年以上(全172回)続いたTVドラマ。NTV(日本テレビ)系列で毎週日曜、午前10時30分から11時までの放送。パパ、ママ、としおの3人家族のホーム・コメディ。としお役は、江木俊夫が演じた。
原作表記の「上条勇雄」は、『これが青春だ』など青春シリーズで有名な脚本家の上條逸雄のことと思われるが、あえて別名を使っていたのか誤りなのかは不明。同時期にNTVで日曜夜に放送されていたドラマ『ママちょっと来て』のまんが版が星城朗二によって「少女」に連載されていたが、そちらは「上條逸雄・原作、真下治・構成」になっている。
『パパ起きてちょうだい』は、上條以外に野末陳平なども脚本を書いていたが、後に「必殺」シリーズなど時代劇を多く書いた安倍(安倍)徹郎と『北の国から』などの倉本聰の脚本家デビュー作でもある。

別冊付録まんが・メディアミックス(4)-1

  • ごろねこ
  • 2017/09/20 (Wed) 22:09:41
●『グリーン・ホーネット』(山崎とおる)
「少年」1967年5月号付録・B5判36ページ(連載まんが)

原作は『ローン・レンジャー』のジョージ・W・トレンドル。とくに強調されてはいないが、グリーン・ホーネット(=ブリット・リード)はローン・レンジャー(=ジョン・リード)の甥として設定されているらしい。1936年から16年間にわたってラジオ・ドラマとして人気を博し、戦前に2本も映画化されたという。1966年にはTV『バットマン』を大ヒットさせたスタッフが、2匹目のドジョウを狙って『グリーン・ホーネット』をTVドラマとしてよみがえらせた。主演はヴァン・ウィリアムス。だが、あまり人気を得られず全26話で、翌年に終了した。
日本での放送は、1967年。NTV(日本テレビ)系、火曜夜7時から30分で、ミノルタ提供だった。

別冊付録まんが・メディアミックス(4)-2

  • ごろねこ
  • 2017/09/21 (Thu) 22:11:28
●『グリーン・ホーネット』(山崎とおる)
「少年」1967年6月号付録・B5判36ページ(連載まんが)

ローン・レンジャーの相棒にモホーク・インディアンの青年トントがいたように、グリーン・ホーネットにもカラテの達人のアジア人(日本人だが戦時には設定が変わったこともある)青年カトーがいた。演じたのは、香港に帰る直前のブルース・リーである。香港で一連のカンフー映画に出演したリーに人気が出ると、1968年に20世紀FOXはTV版をカトーの活躍する話を中心に再編集して、2本の劇場映画を作った。
日本では、1973年にリーの『燃えよドラゴン』が大ヒットした。すでに公開前にリーが死んでいたため、過去のカンフー映画が次々と公開されたが、その中に『グリーン・ホーネット』の劇場版2本もあった。
1974年に『ブルース・リーのグリーン・ホーネット』、1976年に『ブルース・リー電光石火』として公開されている。

別冊付録まんが・メディアミックス(4)-3

  • ごろねこ
  • 2017/09/22 (Fri) 22:07:11
●『グリーン・ホーネット』(山崎とおる)
「少年」1967年7月号付録・B5判36ページ(連載まんが)

「グリーン・ホーネットものしり事典」(5月号)より。
「グリーン・ホーネットとはみどり色のスズメバチという意味だ。スズメバチはハチの中では一番大きくて、巣が1メートルもある。人間や牛を刺し殺すほどのおそろしいハチだ。」
「ホーネット・カー(ブラック・ビューティー)のクライスラー・インペリアルはキャデラック、リンカーンと並んで、アメリカでも最強のエンジンを積む高級車。軽自動車20台分も排気量がある。」
「テレビの中で、加藤が見せる空手は、あまり早技なので、よく注意していないと、見そこなうほどだ。それもそのはずこの人は、もともと空手の選手だったのが、スカウトされたのだ。」
↑この時点で、ブルース・リーはまったく知られていなかった。

別冊付録まんが・メディアミックス(4)-4

  • ごろねこ
  • 2017/09/23 (Sat) 22:20:37
●『左近右近』(吉川英治・原作、霜川遠志・脚色、波良章・絵)
「週刊少年マガジン」1959年第4号付録・36ページ(連載まんが)

原作は1936年発表の吉川英治の小説。
TVドラマは、1959年にラジオ東京テレビ(KRテレビ=現TBSテレビ)で毎週月曜夜6時15分から放送。立花伸介、藤間城太郎主演。カンロ劇場(宮本製菓提供)。
まんがは、「週刊少年マガジン」で1959年創刊号から8号まで連載。創刊号のみ忍一平が絵を担当するが、二号からは波良章に代わる。波良章はうしおそうじの別名。

別冊付録まんが・メディアミックス(4)-5

  • ごろねこ
  • 2017/09/24 (Sun) 22:10:26
●『日真名氏とびだす』(双葉十三郎・原作、笹川ひろし・絵)
「おもしろブック」1959年新年号付録・68ページ(連載まんが)

『日真名氏飛び出す』はラジオ東京テレビ(KRテレビ=現TBSテレビ)初の連続ドラマ。1955年から1962年まで全382回放送された。久松保夫主演。毎週土曜夜9時15分から30分(時期によって違う)。三共提供。
なお、「おもしろブック」の連載はすぐに絵が「松田ひろじ」に代わる。集英社からは単行本まんがとしても刊行されたが、『銀座パトロール・日真名氏飛び出す』というタイトルになっている。

別冊付録まんが・メディアミックス(4)-6

  • ごろねこ
  • 2017/09/25 (Mon) 22:30:56
●『スパイキャッチャーJ3』(都筑道夫・原作、堀江卓・まんが)
「ぼくら」1966年新年号付録・68ページ(連載まんが)

TVドラマ『スパイキャッチャーJ3』は1965年10月から66年3月まで、日本教育テレビ(現テレビ朝日)で放送。木曜夜7時から30分番組。全26回だが、2週ごとの前後編で全13話となる。
23、24回の『SОS危機一髪』は映画に再編集され、66年8月に(3本立の1本として)劇場公開された。
国際秘密警察TULIPの日本支部、支部長J1役は丹波哲郎、メカニックJ2役は江原真二郎、主演のJ3役は川津祐介。

別冊付録まんが・メディアミックス(4)-7

  • ごろねこ
  • 2017/09/26 (Tue) 22:09:36
●『スパイキャッチャーJ3』(都筑道夫・原作、堀江卓・まんが)
「ぼくら」1966年4月号付録・68ページ(連載まんが)

ニューヨーク。世界の平和を象徴するこの建物の中に、そんなオフィスがあることを知る者は少ない。その名を「The Undercover Line International Police」。略してTULIP(チューリップ)という。この組織は、世界各地に広がっていて、そこに働く人々は、俗にスパイキャッチャーと呼ばれている。これは国際謀略叛乱グループTIGER(タイガー)と対決する、日本支部の腕利き、J3・壇俊介の物語である。
J3の名はTV版では壇俊介、まんが版では団俊介、小説版では吹雪俊介。

別冊付録まんが・メディアミックス(4)-8

  • ごろねこ
  • 2017/09/27 (Wed) 22:11:59
●『スパイキャッチャーJ3』(都筑道夫・原作、堀江卓・まんが)
「ぼくら」1966年5月号付録・52ページ(連載まんが)

TVのオープニング・クレジットは、J3の愛車コルベット・スティングレイがエア・クラフトになっていて道路の滑走から空に飛び上がるシーンだったと思う。
小説は、原作ではなく、テレビ版のノベライズといったほうがいいが、内容的には異なる。『暗殺教程/スパイキャッチャーJ3』(都筑道夫・1967年)。

別冊付録まんが・メディアミックス(4)-9

  • ごろねこ
  • 2017/09/28 (Thu) 22:03:01
●『海の非常線』(戸川幸夫・原作、井上さとる・絵)
「野球少年」1959年9月号付録・36ページ(連載まんが)

大映製作・フジテレビ土曜夜7時30分から30分番組。1959年3月から12月まで全39回放送。出演・伊東光一。
海上保安庁の物語。
「平和で安全な海を建設する。この使命のもとに、昭和23年5月1日海上保安庁が誕生した!」
「日本をとりまいている海では1日10隻の割合で遭難船が出ている。巡視船は雨の日も風の日も海難防止のため活躍しているのだ!」
なお、「野球少年」の連載は他の号は「保谷よしぞう」が描いている。

別冊付録まんが・メディアミックス(4)-10

  • ごろねこ
  • 2017/09/29 (Fri) 22:17:04
●『0011ナポレオン=ソロ対シカゴ=ギャング』(MGM映画、江波譲二・絵)
「ぼくら」1967年2月号付録・164ページ(読切まんが)

TVシリーズ『0011ナポレオン・ソロ』は、1964年から68年にかけて4シーズン全104話を放送。日本での放送はNTV(日本テレビ)で65年から全89話。ナポレオン・ソロはロバ-ト・ヴォーン、相棒のイリヤ・クリヤキンはデイヴィッド・マッカラムが演じた。TV版を再編集して8作の劇場用映画が作られ、『0011ナポレオン・ソロ対シカゴ・ギャング』は、その第5作となる。1983年には続編のスペシャルTV版『帰ってきたナポレオン・ソロ』、2015年にはリメイク劇場版『コードネームU.N.C.L.E.』が作られた。
『0011ナポレオン・ソロ』は他に、「冒険王」でさいとう・たかを、「少女フレンド」で飛鳥幸子、「コミックmagazine」で神崎顕が、それぞれまんが化している。

別冊付録まんが・メディアミックス(4)-11

  • ごろねこ
  • 2017/09/30 (Sat) 22:11:02
●『妖術武芸帳』(伊上勝・原作、庄司としお・まんが)
「ぼくら」1969年5月号付録・B5判52ページ(連載まんが)

1969年3月から6月、TBS系で日曜夜7時から30分間放送。1クール全13話で終了してしまった。武田薬品提供。主演は佐々木功。月形龍之介や原健策も出演していた。
1クール全13話で終了したので、まんが版も5、6、7月号の3回のみの付録連載で終った。

別冊付録まんが・メディアミックス(4)-12

  • ごろねこ
  • 2017/10/01 (Sun) 23:59:16
●『お正月映画まんが館/ガラスの靴・裏町のおてんば娘・青ヶ島の子供たち』(谷川一彦・田中久・きねぶちやすお)
「少女クラブ」1956年新年増刊号付録・84ページ(読切まんが)

『ガラスの靴』/MGM映画・1955年。監督・チャールズ・ウォルタース、主演・レスリー・キャロン。ミュージカルで描くシンデレラ物語。
『裏町のお転婆娘』/日活映画・1956年。監督・井上梅次、主演・江利チエミ。『オーケストラの少女』の日本版のようなミュージカル・コメディ。
『青ヶ島の子供たち』/新東宝映画『女教師の記録,青ヶ島の子供たち』より・1955年。監督・中川信夫、主演・左幸子。

別冊付録まんが・メディアミックス(4)-13

  • ごろねこ
  • 2017/10/02 (Mon) 22:10:41
●『小天狗霧太郎』(山下タメオ・原作、東村登・絵)
「ぼくら」1958年5月号付録・52ページ(連載まんが)

ラジオ東京など全国12局で月曜から土曜まで毎日夕方15分間、放送された。主役・大月霧太郎の声は大岡新一。大洋漁業提供。放送開始日・期間は未詳だが、まんが連載期間の1958年の1年間前後だと思われる。
8月には東映で第1部・第2部として映画化された。河野寿一監督、霧太郎役は伏見扇太郎。
「小天狗霧太郎の歌」(歌・田端さとみ、詞・雲霧山人、曲・平島邦夫)
♪霧立ち込める幻の 古城にからむ蔦かずら(以下略)

なお、1958年に連載した「ぼくら」のまんが版(12回連載)は、最初の3回を「吉田松美」が絵を担当しているが、59年に寿書房から全2巻で単行本化された際の名義は「東村登」になっている。

別冊付録まんが・メディアミックス(4)-14

  • ごろねこ
  • 2017/10/03 (Tue) 22:12:45
●『少年さるとび佐助』(檀一雄・原作、大野きよし・絵)
「日の丸」1958年5月号付録・68ページ(連載まんが)

檀一雄が読売新聞に連載した小説『少年猿飛佐助』を、文化放送がラジオドラマ化。小説が創元社から単行本として出版されたのが1957年、文化放送の番組史によると放送開始も57年だが、データ未詳のためいつまで放送していたかは不明。このまんがは「幼年ブック」1957年12月号から連載開始なので、おそらくまんが連載途中でラジオ放送は終了していたと思われる。
なお、「幼年ブック」は1958年1月より「日の丸」と誌名が改まった。

別冊付録まんが・メディアミックス(4)-15

  • ごろねこ
  • 2017/10/04 (Wed) 22:08:09
●『少年さるとび佐助』(檀一雄・原作、大野きよし・絵)
「日の丸」1958年12月号付録・52ページ(連載まんが)

檀一雄の『少年猿飛佐助』は、
1958年に、東映が三部作として映画化。『少年猿飛佐助』『同・牢獄の姫君』『同・天空の白馬』。河野寿一監督。佐助役は、少年時代を植木基晴、その3年後を中村賀津雄。
1959年12月には、東映動画の『白蛇伝』に続くカラー長編アニメーション第2弾『少年猿飛佐助』として公開される。監督は薮下泰司、大工原章。真田幸村の声で、中村賀津雄も出演している。

別冊付録まんが・メディアミックス(4)-16

  • ごろねこ
  • 2017/10/05 (Thu) 22:05:35
●『少年さるとび佐助』(檀一雄・原作、大野きよし・絵)
「日の丸」1959年新年号付録・52ページ(連載まんが)

「少年猿飛佐助の歌」(作曲・小林如、作詞・沢田賢二)
♪雲のたなびく 青空を あゆめば都 日本晴れ
 天下の豪傑 並み居る中に 勇気と知恵の快男児
 エイッ サルトビ 猿飛佐助
 ヤッ サルトビ 猿飛佐助(以下略)

別冊付録まんが・メディアミックス(4)-17

  • ごろねこ
  • 2017/10/06 (Fri) 22:14:46
●『おとうさんはお人よし』(長沖一・原作、松沢のぼる・まんが)
「なかよし」1957年5月号付録・84ページ(読切まんが)

NHKラジオ第一・公開収録ドラマ『お父さんはお人好し』。NHK大阪製作。1954年から65年まで、毎週月曜夜8時から8時30分まで放送。
出演は花菱アチャコ、浪花千栄子。舞台劇にもなり、NHKテレビで放送。また、映画も7本製作された。『お父さんはお人好し』(55年)、『同・かくし子騒動』(56年)、『同・産児無制限』(56年)、『同・優等落第生』(56年)、『同・迷い子拾い子』(56年)、『同・家に五男七女あり』(58年)、『同・花嫁善哉』(58年)。5作目までは大映で斎藤寅次郎監督、後2作は東宝で青柳信雄監督。

別冊付録まんが・メディアミックス(4)-18

  • ごろねこ
  • 2017/10/07 (Sat) 22:06:07
●『とんぼちゃん』(松岡励子・作、松沢のぼる・絵)
「小学一年生」1959年8月号付録・36ページ(連載まんが)

収録「くつみがき」「ぼくじゃないよ」
TVドラマ『とんぼちゃん』はNHKで1959年4月から10月まで、全25回放送。毎週土曜夜6時7分から35分まで。

別冊付録まんが・メディアミックス(4)-19

  • ごろねこ
  • 2017/10/08 (Sun) 22:08:11
●『とんぼちゃん』(松岡励子・作、松沢のぼる・絵)
「小学一年生」1959年10月号付録・36ページ(連載まんが)

収録「十五やお月さん」「おみこしわっしょい」
TVドラマの出演者は、大谷正行、旭輝子、高島敏郎、鈴木弘子、新克利ほか。
大谷正行が、主人公とんぼちゃんを演じた子役だと思われるが、1960年の深沢七郎原作・木下恵介監督の『笛吹川』などに出演したデータが残っている。旭輝子は、神田正輝の実母で、神田沙也加の祖母。

別冊付録まんが・メディアミックス(4)-20

  • ごろねこ
  • 2017/10/09 (Mon) 22:22:54
●『たん子たん吉珍道中(第一部)』(宮崎博史・原作、和知三平・絵)
「なかよし」1956年6月号付録・B6横判36ページ(2回連載)

中部日本放送(現CBCラジオ)などのラジオドラマ。狸のたん子たん吉が人間に化けて将軍様に茶壷を献上するために江戸まで旅をする。森永製菓提供の森永エンゼルタイムで1954年からの放送と思われる。それが、映画化され、『たん子たん吉珍道中』三部作として1954年に公開。出演はラジオと同じく、たん子は松島トモ子、たん吉は小畑やすし。毛利正樹監督、新東宝。
まんが版は、「おもしろブック」に石田英助が長期連載をして、「幼年ブック」では東村登が描いていた。単行本は東京漫画出版社から全2巻で刊行され、絵は三木一楽。
「たん子たん吉の歌」または「たん子たん吉珍道中」(作曲・富田勲、作詞・宮崎博史)
♪吹け吹け そよ風 松並木 お馬が通る 駕籠が行く
 たん子たん吉 二人で行けば 道中怖いものはない
 「私がタヌキのたん子です」「ぼくがタヌキのたん吉さ」
 揃う足並み 心も軽く 花のお江戸へ 初上り

別冊付録まんが・メディアミックス(3)-1

  • ごろねこ
  • 2017/08/31 (Thu) 22:11:56
●『鋼鉄の巨人(スーパー・ジャイアンツ)』(福元一義)
「冒険王」1957年9月号付録・68ページ(読切まんが)

映画『鋼鉄の巨人(スーパー・ジャイアンツ)』(監督・石井輝男、脚本・宮川一郎、主演・宇津井健・1957年・新東宝)のまんが化。
全9作の第1作。福元一義のまんがは映画のストーリーに忠実だが、スーパー・ジャイアンツのコスチュームがまるで違う。まだヴィジュアルがわからない段階で、脚本を基に描いたものだろうか。

別冊付録まんが・メディアミックス(3)-2

  • ごろねこ
  • 2017/09/01 (Fri) 22:11:09
●『スーパー・ジャイアンツ/人工衛星と人類の破滅』(桑田次郎)
「ぼくら」1958年2月号付録・68ページ(読切まんが)

映画『スーパー・ジャイアンツ/人工衛星と人類の破滅』『スーパー・ジャイアンツ/宇宙艇と人工衛星の激突』(共に監督・石井輝男、脚本・宮川一郎、主演・宇津井健・1957年~58年・新東宝)のまんが化。
全9作の第5作と第6作。桑田次郎は第7作までを4編(1・2作、3・4作、5・6作、7作)にまんが化している。

別冊付録まんが・メディアミックス(3)-3

  • ごろねこ
  • 2017/09/02 (Sat) 22:10:28
●『スーパー・ジャイアンツ/謎の毒蛾王国』(宮川一郎・作、一峰大二・絵)
「ぼくら」1959年6月号付録・38ページ(読切まんが)

映画『続スーパー・ジャイアンツ(第9部)/毒蛾王国』(監督・赤坂長義、脚本・宮川一郎、主演・宇津井健・1959年・新東宝)のまんが化。
一峰大二は、第8作と第9作をまんが化している。なお、「ぼくら」に連載していた吉田竜夫の『スーパー・ジャイアンツ』は映画とは別のまんがオリジナルのストーリーである。他に、横山まさみちが単行本で第7作「宇宙怪人出現」と第9作をまんが化している。一峰・横山版とも『謎の毒蛾王国』というタイトルになっているのは、公開前にはそのタイトルで準備されていたのかも知れない。

別冊付録まんが・メディアミックス(3)-4

  • ごろねこ
  • 2017/09/03 (Sun) 22:14:29
●『口笛探偵長(ドクトル・ゾルゲの襲撃)』(双葉十三郎・原作、香山ふみお・絵)
「小学五年生」1960年4月号付録・52ページ(連載まんが)

口笛とともに現われ、大活躍の口笛探偵長。いよいよ「小学五年生」に登場!
原作は、「週刊少年サンデー」に1959年4月創刊号から60年7月30号まで連載された双葉十三郎の小説(イラスト・石原豪人)。
TVドラマは、1959年7月から60年5月まで全45回、日本テレビで昼の12時15分から45分まで放送。主演・坂東吉弥。

別冊付録まんが・メディアミックス(3)-5

  • ごろねこ
  • 2017/09/04 (Mon) 22:09:57
●『口笛探偵長(決戦コブラ岬)』(双葉十三郎・原作、香山ふみお・絵)
「小学五年生」1960年7月号付録・52ページ(連載まんが)

「口笛探偵長」主題歌(作詞・作曲・三木鶏郎)
♪走れ走れ 風のように
 飛ばせ飛ばせ 音のように
 口笛が呼んでいる 急げ口笛探偵長(以下略)

別冊付録まんが・メディアミックス(3)-6

  • ごろねこ
  • 2017/09/05 (Tue) 22:10:59
●『遊星王子(恐怖奇巌城の巻)』(伊上勝・原作、やじま利一・絵)
「少年」1959年3月号付録・36ページ(連載まんが)

TVドラマは、1958年11月から59年9月まで全48回、日本テレビで水曜夜6時15分から45分まで放送(初めは火曜夜7時30分からだったのが変更)だった。東芝提供。なお、ラジオ新潟テレビ・北陸テレビは月曜、静岡テレビ・長崎放送テレビは土曜の放送。主演・三村俊夫(=村上不二夫)。「遊星王子篇」「恐怖奇巌城篇」「大空魔団篇」「魔境黄金洞篇」の4部から成る。
映画版は、TV版とは少し設定が異なるらしい。『遊星王子(第1部)』『遊星王子(第2部)恐怖の宇宙船』(監督・若林栄二郎、脚本・森田新、主演・梅宮辰夫・1959年・東映東京)。
「遊星王子の歌」(作詞・伊上勝、作曲・服部克久)
♪遠い星から来た人は 正義の味方 ぼくらの仲間
 強く優しい 謎の人 大きな希望に 正しい心(以下略)

別冊付録まんが・メディアミックス(3)-7

  • ごろねこ
  • 2017/09/06 (Wed) 22:16:16
●『ダイラケ二等兵』(香川登志緒・原作、前谷惟光・絵)
「ぼくら」1960年10月号付録・36ページ(連載まんが)

朝日放送テレビ制作の公開コメディ・ドラマ。ラジオ東京テレビ(現TBS)放送。月曜夜6時15分からの30分番組(後に曜日・時間は変更)。ロート製薬提供。
「ダイラケ」とは「中田ダイマル・ラケット」のこと。上方漫才の兄弟コンビ。
『ダイラケ二等兵』の放送は1960年2月から61年7月までの1年半にわたるが、この時期にダイラケ主演の『ダイラケのびっくり捕物帖』や『スチャラカ社員』などの放送期間が一部重なるなど、大人気であった。

別冊付録まんが・メディアミックス(3)-8

  • ごろねこ
  • 2017/09/07 (Thu) 22:12:01
●『新吾十番勝負』(川口松太郎・原作、水島順・絵)
「週刊少年マガジン」1959年創刊号付録・52ページ(連載まんが)

原作は、川口松太郎が1957年から59年に朝日新聞に連載していた小説。
映画は、東映で松田定次監督(除1作)、大川橋蔵主演で8作作られた。『新吾十番勝負(4部作)』(59~60)、『新吾二十番勝負(3部作)』(61~63)、『新吾番外勝負』(64年)。
このまんがは、TVドラマ『新吾十番勝負』(日本テレビ・58~60年)に合わせたもの。江見俊太郎主演で、火曜夜7時30分から30分番組。日本電池提供。

別冊付録まんが・メディアミックス(3)-9

  • ごろねこ
  • 2017/09/08 (Fri) 22:09:27
●『新吾十番勝負』(川口松太郎・原作、水島順・絵)
「週刊少年マガジン」1959年第2号付録・52ページ(連載まんが)

TVドラマは、その後も多く作られた。『新吾二十番勝負』(61年・フジテレビ・夏目俊二主演)、『新吾十番勝負』(66~67年・TBSテレビ・田村正和主演)、『新吾十番勝負』(70年・フジテレビ・松方弘樹主演)など。

別冊付録まんが・メディアミックス(3)-10

  • ごろねこ
  • 2017/09/09 (Sat) 22:06:11
●『ウオルト・ディズニーの快傑ゾロ』(ジョンストン・マッカレー・原作)
「ディズニーの国」1963年5月号付録・36ページ(連載まんが)

アメコミの翻訳。もしくはトレス。収録作品は、第1話『井戸』、第2話『黄金の棒』、第3話『ほんとうの友人』他。
ジョンストン・マッカレーの小説『カピストラの呪(The Curse of Capostrano)』(1919年)を、ダグラス・フェアバンクスを主演に『奇傑ゾロ(The Mark of Zoro)』(1920年)のタイトルで映画化し、以後、映像化の際には「ゾロ」がタイトルになる。1940年にはタイロン・パワー主演で『快傑ゾロ』として映画化。
ウオルト・ディズニー版は、30分の連続TVドラマで、アメリカでは1957年から放送され、日本では1961年から日本テレビで放送された。ゾロ役は、ガイ・ウィリアムス。『宇宙家族ロビンソン』のパパ役でも知られている。なお、TV版を再編集して、『快傑ゾロ』(58年)、『ゾロの復讐』(59年)という劇場用映画にもなった。

別冊付録まんが・メディアミックス(3)-11

  • ごろねこ
  • 2017/09/10 (Sun) 22:20:23
●『ウオルト・ディズニーの快傑ゾロ』(ジョンストン・マッカレー・原作)
「ディズニーの国」1963年6月号付録・36ページ(連載まんが)

収録作品は、第1話『ゾロの決闘』、第2話『追われるゾロ』他。
この後の「ゾロ」の映画化は、『アラン・ドロンのゾロ』(1975年)はアラン・ドロンがゾロになる。『ゾロ』(1981年)はジョージ・ハミルトンがゾロになるコメディ。『マスク・オブ・ゾロ』(1998年)『レジェンド・オブ・ゾロ』(2005年)のアントニオ・バンデラスのゾロがいる。

別冊付録まんが・メディアミックス(3)-12

  • ごろねこ
  • 2017/09/11 (Mon) 22:07:18
●『ウオルト・ディズニーの快傑ゾロ』(ジョンストン・マッカレー・原作)
「ディズニーの国」1963年7月号付録・36ページ(連載まんが)

収録作品は、第1話『ゾロのにせもの』、第2話『ゾロとひげの男』他。
なお、1996年から1年間(52話)、日本で作られたアニメ『快傑ゾロ』がNHK衛星第2テレビで金曜夜6時30分から57分まで放送された。
なお、「快傑」は造語で、本来は「怪傑」である。「怪傑」は「不思議な力を持つ人・不思議なほどすぐれた人」の意で、「怪」は「不思議な・並はずれた」の意なのだが、「あやしい」といった「化け物」の意のイメージが強いので、「快男児・快児」など「痛快・爽快な男」のイメージを持つ「快」に変えたと思われる。『快傑黒頭巾』(高垣眸・1935年)がその嚆矢と思われるが、正義のヒーローには『快傑ハリマオ』『快傑ズバット』など「快傑」が使われることが多くなった。『怪人二十面相』は悪人なので「快人」とはできないが、『黄色い手袋X』の原型となった映画では『快人黄色い手袋』と「快人」を使っている。『怪盗ルパン』なども「快盗」にしてもよさそうだが、「快」と「盗」では字義の組み合わせが悪いのか、「快盗」は使われていない。

別冊付録まんが・メディアミックス(3)-13

  • ごろねこ
  • 2017/09/12 (Tue) 23:42:11
●『快傑黒頭巾』(高垣眸・原作、高垣葵・脚色、天馬正人・絵)
「冒険王」1959年12月号付録・52ページ(連載まんが)

1935年に「少年倶楽部」に連載した高垣眸の小説。
映画は、1953年から60年まで大友柳太朗主演で全9作が作られた。
1957年にはニッポン放送でラジオドラマ化もされたらしい。
このまんがは、1958年から日本テレビで放送されたドラマに合わせたもの。主演は、若柳敏三郎。ニチボー提供。当時大人気だった『月光仮面』に対抗して4年も続いた人気番組だったという。
その後、1966年にはフジテレビ、1976年にはNHKなどと、何回かTVドラマ化されている。

別冊付録まんが・メディアミックス(3)-14

  • ごろねこ
  • 2017/09/13 (Wed) 22:06:12
●『ハリマの小天狗』(松浦健郎・原作、中西隆三・脚色、花岡士郎・絵)
「ぼくら」1960年6月号付録・36ページ(連載まんが)

子供向けのTVドラマ。大阪地区では1960年3月から6月まで水曜夜6時から15分の放送。全18回。東京地区では、土曜昼1時30分からの15分で、全13回で終了している。全国5局で放送。
「ハリマ」は「ハリママヨネーズ」の提供によるネーミングである。ドラマ中で「播磨」の意があったかどうかは不明。たとえば、ガムで有名な「ハリス」がスポンサーになり『ハリス無段』『ハリスの旋風』とネーミングされたのと同じ。
『ハリマの小天狗』主題歌(作詞・八十川光、作曲・小倉博)
♪正しいものの味方して 悪人ばらを打ち倒す
 前髪姿の少年剣士 その名はハリマの小天狗だ(以下略)

別冊付録まんが・メディアミックス(3)-15

  • ごろねこ
  • 2017/09/14 (Thu) 22:21:50
●『旗本退屈男』(佐々木味津三・原作、小林一夫・絵)
「痛快ブック」1959年5月号付録・68ページ(連載まんが)

小説は、1929年に佐々木味津三が「文藝倶楽部」に発表。以後、11作書かれた。
映画化は、早くも1930年に市川右太衛門主演で作られてシリーズ化され、戦前に9作、戦後に21作が製作された。1963年の『旗本退屈男・謎の竜神岬』まで33年続き、同じ俳優のシリーズとしては日本映画史上最長の記録である。
このまんがは、『旗本退屈男』初のTVドラマ化に合わせたもの。中村竹弥が退屈男=早乙女主水之介を演じている。八欧電機提供。

別冊付録まんが・メディアミックス(3)-16

  • ごろねこ
  • 2017/09/15 (Fri) 22:09:09
●『旗本退屈男』(佐々木味津三・原作、小林一夫・絵)
「痛快ブック」1959年10月号付録・36ページ(連載まんが)

中村竹弥主演の『旗本退屈男』は、ラジオ東京テレビ(KRテレビ=現TBSテレビ)で1959年から60年まで全91話が放送された。中村竹弥は、TV界初の時代劇スターで、退屈男以前にもKRテレビで『江戸の影法師』(55年)、『半七捕物帳』(55年)、『右門捕物帳』(56年)、『又四郎行状記』(58年)に主演し、KRと民放初の専属契約を結んでいた。
なお、市川右太衛門も1973年から74年にNET(現テレビ朝日)でTVドラマ版退屈男を演じ、後には、息子の北大路欣也もテレビ朝日とフジテレビで退屈男を演じている。

別冊付録まんが・メディアミックス(3)-17

  • ごろねこ
  • 2017/09/16 (Sat) 22:09:42
●『ボナンザ』(増田真吾・絵)
「まんが王」1960年9月号付録・36ページ(連載まんが)

TVドラマ『ボナンザ/カートライト兄弟』は、日本テレビほか15局で1960年に放送。アメリカでは1959年から70年代にかけて放送され、その後もテレビ映画として何本も製作された。19世紀のネヴァダ州のヴァージニア・シティを舞台に、大牧場を経営するカートライト一家(父と、それぞれ母が異なる3人の息子)の日常を描く西部劇だが、ファミリー・ドラマ的要素が強い。
まんが版では、ドラマにはほとんどないアクションや銃撃戦が中心に描かれている。

別冊付録まんが・メディアミックス(3)-18

  • ごろねこ
  • 2017/09/17 (Sun) 22:23:41
●『白馬童子』(巌龍司・原作、村松道平・高田宏冶・脚本、南村喬・まんが)
「少年画報」1960年3月号付録・52ページ(連載まんが)

1960年の1月から9月まで日本教育テレビ(NET=現テレビ朝日)など全国28局で放送。NETでは火曜夜19時から19時30分まで。三洋電機提供。『風小僧』の後番組で、主役は引き続き山城新伍が演じた。
およそ1か月に1話が語られ、次の全9話となる。
1・南蛮寺の決斗、2・逆襲嵐ケ原、3・鉄仮面の恐怖、4・厳島の決闘、5・悪魔の秘薬、6・黒風党の逆襲、7・お坊主変化、8・お化け白蝶、9・怪盗乱舞
3月号は(本誌と付録を合わせて)「逆襲嵐ケ原」のまんが化。

※「ごろねこ通信」更新しました。

別冊付録まんが・メディアミックス(3)-19

  • ごろねこ
  • 2017/09/18 (Mon) 22:04:28
●『白馬童子』(巌龍司・原作、一峰大二・絵)
「冒険王」1960年4月号付録・36ページ(連載まんが)

「少年画報」南村版は2月号から12月号まで連載。
「冒険王」一峰版は2月号から10月号まで連載。
4月号は(本誌と付録を合わせて)「厳島の決闘」のまんが化。

「白馬童子」主題歌(詞・仲木睦、曲・浜口庫之助)
♪チャンチャン チャンバラリン チャンチャン バラバラ
 チャンチャン チャンバラリン
 白馬童子が飛んで行く さあ大変だ(大変だ 大変だ)
 それ行け 見に行け みんな行け(以下略)

別冊付録まんが・メディアミックス(3)-20

  • ごろねこ
  • 2017/09/19 (Tue) 23:12:00
●『白馬童子』(巌龍司・原作、一峰大二・絵)
「冒険王」1960年7月号付録・36ページ(連載まんが)

7月号は(本誌と付録を合わせて)「黒風党の逆襲」のまんが化。
なお、第1話を編集し、『白馬童子・南蛮寺の決斗(第1部・第2部)』が劇場公開された。
「天に太陽、地に白馬童子」。愛馬「流れ星」に跨って現われ、電光二刀流を使い宝刀白輪丸で悪人たちを斬り倒す。

別冊付録まんが・メディアミックス(2)-1

  • ごろねこ
  • 2017/08/11 (Fri) 22:17:19
今回から、ラジオドラマという枠を外して、ラジオ、TV、映画のまんが化(もしくはその逆)になっている別冊付録まんがを、アトランダムに紹介していきます。

●『まぼろしの馬』(島耕二・原作、鈴木光明・絵)
「なかよし」1956年2月号付録・36ページ(読切まんが)

『幻の馬』1955年大映、監督・島耕二、主演・若尾文子・北原義郎
まんが版には原作が島耕二とあるが、大映の当時の社長・永田雅一の持ち馬の名馬をモデルにして、長谷川公之が脚本を書いたという。

別冊付録まんが・メディアミックス(2)-2

  • ごろねこ
  • 2017/08/12 (Sat) 22:20:05
●『次郎物語(前編)』(下村湖人・原作、オオトモヨシヤス・絵)
「なかよし」1955年11月号付録・36ページ(連載まんが)

原作は下村湖人の小説。1941年から1954年にわたって第5部まで書かれたが、55年に作者が逝去し、未完の作となった。第7部まで構想されていたらしい。
このまんがは第1部のみのまんが化。
「この物語は、下村湖人先生の書かれた有名なお話です。生まれたとき、体の弱かった次郎は、お浜ばあやに預けられ、やがて自分の家に連れ戻されました。けれども次郎は、その家が自分の本当の家のような気がしないままに大きくなりました。みなさんも、この物語を読んでいくうちに、きっと次郎のかなしみやよろこびに、胸を打たれるでしょう。」

別冊付録まんが・メディアミックス(2)-3

  • ごろねこ
  • 2017/08/13 (Sun) 22:14:08
●『次郎物語(後編)』(下村湖人・原作、オオトモヨシヤス・絵)
「なかよし」1955年12月号付録・36ページ(連載まんが)

最初の映画化は、1941年、島耕二監督による日活作品。
このまんがは、1955年の、清水宏監督の新東宝作品の公開に合わせてまんが化されたもの。55年版もこのまんがも、41年版と同じく母の死までを描く第1部のみを描いている。
なお、後に1960年に二部作として第4部までが、1987年には再び第1部が、それぞれ映画化されている。
TVドラマは、1956年に日本テレビ、1964年にNHKで放送されている。とくに池田秀一が次郎を演じたNHK版は、66年まで2年間も放送された。

別冊付録まんが・メディアミックス(2)-4

  • ごろねこ
  • 2017/08/14 (Mon) 22:23:16
●『豹(ジャガー)の目』(湯川久雄)
「少年クラブ」1956年4月号付録・52ページ(読切まんが)

原作表記はないが、高垣眸が「少年倶楽部」に連載した冒険小説。単行本は1928年に刊行されている。
映画『豹の目』は、1956年に鈴木重吉監督、北原義郎主演で大映から公開された。このまんがは映画公開より少し遅れてはいるが、映画の人気に合わせたものだろう。
なお1959年から60年に、大瀬康一主演でTVドラマとしても放送された。

別冊付録まんが・メディアミックス(2)-5

  • ごろねこ
  • 2017/08/15 (Tue) 22:30:01
●『コロの物語』(乾信一郎・原作、カゴ直利・まんが)
「日の丸」1958年5月号付録・68ページ(連載まんが)

ラジオドラマ・NHK連続放送劇
「お母さんを探しに町に出て、妹のチビと別れ別れになってしまったコロは、貧しいけれど心の優しいおっさんに拾われました。コロの身の上には、もっともっと色々なことがおきてきます。」

別冊付録まんが・メディアミックス(2)-6

  • ごろねこ
  • 2017/08/16 (Wed) 22:05:39
●『コロの物語』(乾信一郎・原作、夢野凡天・絵)
「たのしい二年生」1959年2月号付録・68ページ(連載まんが)

「コロの物語 主題歌」(作詞・作曲・小林秀雄)
♪お父さんは青い雲 いつもそっと見てるよきっと
 お母さんはそよぐ風 いつもそっとささやくきっと(以下略)
まんが単行本は鈴木出版から全4集が刊行。第1集のみ永島慎二、第2集以降は工藤市郎が執筆。

別冊付録まんが・メディアミックス(2)-7

  • ごろねこ
  • 2017/08/17 (Thu) 22:04:24
●『若さま侍捕物帖』(城昌幸・原作、村松道平・脚本、湧井和夫・絵)
「おもしろブック」1957年11月号付録・52ページ(読切まんが)「東映時代劇シリーズ第一回」。

映画『若さま侍捕物帳/鮮血の人魚』(深田金之助・監督、大川橋蔵・主演、1957年公開)のまんが化。
小説は1939年に第1作が発表され、以降300作ほど書かれた。小説のタイトルは『若さま侍捕物手帖』。TVドラマ化の場合に、本来のタイトルを使う場合もあった。
1950年から53年まで、新東宝が4作を映画化。黒川弥太郎、坂東鶴之助が、それぞれ2作ずつ主演した。1956年から東映が大川橋蔵主演で10作を製作し、『鮮血の人魚』はその6作目に当たる。また、その後、何度かTVドラマ化もされた。
「ご存じ若さま侍・大川橋蔵の、胸のすくべらんめえさばき!! 花の大江戸八百八町の名物両国川開きに、突如起こった怪事件……人、人、人が倒れていく。だが、その陰に踊る、蘭学者了巴とは……。事件は謎を秘めていく」。

別冊付録まんが・メディアミックス(2)-8

  • ごろねこ
  • 2017/08/18 (Fri) 22:27:34
●『はやぶさ奉行』(陣出達朗・原作、高岩肇・脚本、湧井和夫・絵)
「おもしろブック」1958年1月号付録・52ページ(読切まんが)「東映時代劇シリーズ第三回」。

映画『遠山の金さん・はやぶさ奉行』(深田金之助・監督、片岡千恵蔵・主演、1957年公開)のまんが化。
小説は陣出達朗。多く、映画・TVドラマ化されているが、片岡千恵蔵が遠山金四郎に扮する映画は、1950年の『遠山の金さん・いれずみ判官』(前後編)を第1作として全17作ある。『はやぶさ奉行』はシリーズ第10作目に当たる。
「ご存じ遠山の金さんが、江戸の大工殺しを次々とたどり、ついに、江戸家老虎姫の悪だくみを裁く痛快編!!」。

別冊付録まんが・メディアミックス(2)-9

  • ごろねこ
  • 2017/08/19 (Sat) 22:04:10
●『ひざくら大名』(山手樹一郎・原作、斉木祝・脚本、山田常夫・絵)
「おもしろブック」1958年3月号付録・36ページ(読切まんが)「東映時代劇シリーズ第五回」。

映画『緋ざくら大名』(加藤泰・監督、大川橋蔵・主演、1958年公開)のまんが化。脚本の斉木祝とあるのは加藤泰のこと。
「お姫さまがさらわれた。北條五万石のお家騒動をめぐって、正義の若殿・松平千代太郎がついに立つ!! 江戸八百八町に今宵も血の雨が降る……」。

別冊付録まんが・メディアミックス(2)-10

  • ごろねこ
  • 2017/08/20 (Sun) 22:14:14
●『木曽の火まつり』(正岡容・原案、蓮池義雄・脚本、和知三平・絵)
「日の丸」1959年新年号付録・36ページ(読切まんが)

映画『次郎長意外伝・灰神楽木曽の火祭』(青柳信雄・監督、小野田勇・永六輔・蓮池義雄・共同脚本・三木のり平・主演・1958年公開・東宝)のまんが化。
「街道一の親分の次郎長さんにいろいろたくさん手下はいるが、強いのばっかしそろっちゃいない。中にゃまぬけな奴もいるぜ。ドジで、臆病な泣き虫野郎。今が世までも名を残す、灰神楽の三太郎の木曽の火祭り物語!!」。

別冊付録まんが・メディアミックス(2)-11

  • ごろねこ
  • 2017/08/21 (Mon) 22:20:14
●『一丁目一番地』(高垣葵・作、松沢のぼる・絵)
「小学二年生」1959年正月号付録・52ページ(連載まんが)
「ぼくもほしいな」「かきぞめ」「はねつき」「おうちにかえりたい」収録。

NHKラジオドラマ・月~金曜日夕方6時25分(一説に30分)から放送。
1957年4月から65年4月まで、全2025回。
一丁目一番地にある2軒の家が舞台で、「山上たけし(ター坊)」を中心とするホーム・コメディ。

別冊付録まんが・メディアミックス(2)-12

  • ごろねこ
  • 2017/08/22 (Tue) 22:12:18
●『1ちょうめ1ばんち』(高垣葵・作、西田一歩・絵)
「たのしい二年生」1959年正月号付録・36ページ(連載まんが)
「サンタクロースのおはなし」「クリスマスカード」「ヘリコプターのサンタ」「ターぼうの2ちょうけんじゅう」収録。

『一丁目一番地』のまんが化作品は多い。
単行本は集英社の「おもしろ漫画文庫」は斎藤昭(あきら)が全3巻で刊行。「幼年ブック」「日の丸」「小学二年生」は松沢のぼる。「たのしい一年生」「たのしい二年生」「たのしい三年生」は西田一歩を中心にみねたろう、鈴木英二。「少女ブック」は石森章太郎、眞田昭男。「りぼん」は遠藤進一。その他にもあるかも知れない。

別冊付録まんが・メディアミックス(2)-13

  • ごろねこ
  • 2017/08/23 (Wed) 22:14:44
●『一丁目一番地』(高垣葵・作、遠藤進一・絵)
「りぼん」1958年7月号付録・134ページ中100ページ(読切まんが)併録『デン助のようきな靴みがき』
「ター坊とようちえんの事」「ター坊さかぜをひいちゃった」「バスの絵とクンちゃんというお友達」「クンちゃんのお姉さん」「えんそく」収録。

原作者の言葉「山上家のター坊は、ときどきいたずらをしますけど、ほんとうはいい子ですよ。いつもいろいろおたよりをいただいてニコニコです。いつまでもなかよしになっていてね」。
「一丁目一番地 主題歌」(作詞・高垣葵、作曲・宇野誠一郎)
♪昨日も今日もまた明日も にこにこ笑って明け暮れる
ここは一丁目 一丁目一番地

別冊付録まんが・メディアミックス(2)-14

  • ごろねこ
  • 2017/08/24 (Thu) 22:12:41
●『デン助のようきな靴みがき』(中沢信・原作、とりうみやすと・絵)
「りぼん」1958年7月号付録・134ページ中34ページ(読切まんが)併録『一丁目一番地』

映画『デン助の陽気な靴みがき』(監督・伊賀山正光、出演・大宮敏光・松島トモ子、1958年公開・東映)のまんが化。

別冊付録まんが・メディアミックス(2)-15

  • ごろねこ
  • 2017/08/25 (Fri) 22:07:07
●『デン助の拳闘王』(中沢信・原作、平川やすし・絵)
「日の丸」1958年8月号付録・52ページ(読切まんが)

映画『デン助の陽気な拳闘王』(監督・伊賀山正光、出演・大宮敏光・松島トモ子、1958年公開・東映)のまんが化。
「江戸っ子で、まがったことの大きらいなデン助は、貧しいけれど心はやさしく人の世話好きで、みんなから頼りにされている、長屋の人気者です。このデン助が拳闘のチャンピオンになって、大あばれ……。さて、どうなることやら……」。

別冊付録まんが・メディアミックス(2)-16

  • ごろねこ
  • 2017/08/26 (Sat) 22:23:29
●『水戸黄門漫遊記・怪描乱舞』(土屋欣三・脚本、彩田あきら・絵)
「幼年ブック」1956年9月号付録・52ページ(読切まんが)

映画『水戸黄門漫遊記・怪猫乱舞』(監督・伊賀山正光、主演・月形龍之介、1956年公開・東映)のまんが化。月形龍之介主演シリーズの第8作目。
水戸光圀が世直し旅をする話は、江戸末期から明治期にかけて講談で作られていった。映画は1910年の尾上松之助(愛称・目玉の松ちゃん)主演の『水戸黄門記』を始めとして、様々な役者によって製作された。データを見るだけでも戦前に50本以上がある。戦後にも1951年の大河内伝次郎主演『水戸黄門漫遊記・飛竜の剣』を始めとして数多く作られたが、最も人気だったのは月形龍之介主演で1954年から61年にかけて全14作作られた『水戸黄門漫遊記』シリーズである。

別冊付録まんが・メディアミックス(2)-17

  • ごろねこ
  • 2017/08/27 (Sun) 22:13:30
●『水戸黄門漫遊記・人くい狒狒(ひひ)』(尾形十三雄・脚本、彩田あきら・絵)
「幼年ブック」1956年10月号付録・36ページ(読切まんが)

映画『水戸黄門漫遊記・人くい狒狒』(監督・伊賀山正光、主演・月形龍之介、1956年公開・東映)のまんが化。月形龍之介主演シリーズの第9作目。
「ここは信州、七日市の城下町。あるお屋敷にぶきみなうなりをたてて、はっし! 突き刺さった白羽の矢。さあて、いかなる事件が持ち上がったか。町中は上を下への大騒ぎ。」

別冊付録まんが・メディアミックス(2)-18

  • ごろねこ
  • 2017/08/28 (Mon) 22:07:09
●『にじ姫物語』(野呂新平)
「少女」1955年2月号付録・72ページ(読切まんが)

「『水戸黄門漫遊記』の映画より」と記されているが、原作・脚本などの表記はなく、映画を基にまんが化したものではないようだ。表紙の松島トモ子の写真の横に「かわいい馬子さんになって、この映画に出たときの松島トモ子ちゃん」と書いてある。月形龍之介主演シリーズに松島トモ子は何作か出演しているが、1954年公開の3作『続水戸黄門漫遊記・副将軍初上り』『水戸黄門漫遊記・地獄極楽大騒ぎ』『水戸黄門漫遊記・闘犬崎の逆襲』にはすべて出演している。おそらくはオリジナルのストーリーに、映画と同じように松島トモ子を馬子として登場させたものと思われる。

別冊付録まんが・メディアミックス(2)-19

  • ごろねこ
  • 2017/08/29 (Tue) 22:11:11
●『ヒマラヤの魔王』(大林清・原作、千葉浩・絵)
「おもしろブック」1956年5月号付録・68ページ(連載まんが)

ラジオドラマ。ラジオ東京は月曜~金曜・午後5時30分~5時45分まで放送。朝日放送・ラジオ京都は月曜~金曜・午後5時20分~5時35分まで放送。不二家提供。
映画。『ヒマラヤの魔王・異国物語』『ヒマラヤの魔王・双竜篇・異国物語』『ヒマラヤの魔王・日月篇・異国物語』(三作とも監督・河野寿一、主演・中村錦之助・1956年・東映)

ヒマラヤ王を先祖に持つ風早蔵人は王のしるしの勾玉を探している。だが、その勾玉を、謎の男バサンと盗賊の竜神丸も狙っているのだ。……

別冊付録まんが・メディアミックス(2)-20

  • ごろねこ
  • 2017/08/30 (Wed) 22:15:17
●『ヒマラヤの魔王』(大林清・原作、鈴木光明・絵)
「ぼくら」1956年5月号付録・52ページ(2回連載)

まんが単行本は、集英社の「おもしろ漫画文庫」に桜井はじめが執筆。
「ヒマラヤの魔王・主題歌」(作詞・大林清)
♪王のしるしの勾玉は あの地の果てか海の果て
 時は移れど謎のまま 尋ねあぐねて異国の空で
 トラン・トータリ・トータリアン(以下略)

別冊付録まんが・ラジオドラマ編(1)-1

  • ごろねこ
  • 2017/07/22 (Sat) 22:12:12
今日から別冊付録まんがを紹介しよう。実写映画をまんが化した作品を紹介しようと思ったが、その前にラジオドラマまんがを探してみる。もっともラジオドラマが映画化されたものもある。
50年代のラジオドラマといえば、大人向けでは『君の名は』、子供向けでは『赤胴鈴之助』などが有名だろう。私は60年頃にいくつかのドラマを聴いていて、今でも何となく雰囲気は覚えているが、具体的に何という作品だったかは忘れてしまった。

●『紅孔雀』(北村寿夫・原作、宮坂栄一・絵)
「少女ブック」1954年11月号付録・108ページ

NHK連続放送「新諸国物語」
北村寿夫のラジオ時代劇シリーズ。
『白鳥の騎士』(52年)、『笛吹童子』(53年)、『紅孔雀』(54年)、『オテナの塔』(55年)、『七つの誓い』(56年)、『天の鶯』(59年)、『黄金孔雀城』(60年)、『紅衣無法門』(79年)の正編に、『新笛吹童子』『三日月童子』『霧の小次郎』『風小僧』の外伝がある。それぞれまんが化、小説化、映画化、TV化された作品もあるが、『天の鶯』『紅衣無法門』のまんが化作品は情報としても確認していない。

別冊付録まんが・ラジオドラマ編(1)-2

  • ごろねこ
  • 2017/07/23 (Sun) 22:15:25
●『紅孔雀(第2集)』(北村寿夫・原作、宮坂栄一・絵)
「少女ブック」1955年2月号付録・116ページ

「少女ブック」の宮坂版『紅孔雀』は第3集まであるらしい。

映画『紅孔雀』(東映京都)
54年年末から55年正月にかけて、5部作を3部に分けて公開。
(監督)萩原遼(音楽)福田蘭童
(出演)中村錦之助、高千穂ひずる、東千代之介、大友柳太朗
〔このシリーズの映画版〕
『白鳥の騎士』(53年・新東宝)
『笛吹童子』(54年・東映京都・3部作)
『オテナの塔』(55年・宝塚映画=東宝・前後編)
『七つの誓い』(56-57年東映京都・3部作)
風小僧シリーズ3作『風雲虹ケ谷』『風流河童剣』『流星剣の舞』(60年・第二東映京都)

別冊付録まんが・ラジオドラマ編(1)-3

  • ごろねこ
  • 2017/07/24 (Mon) 22:09:55
●『紅孔雀』(北村寿夫・原作、竹本敏太郎・絵)
「幼年ブック」1957年7月号付録・40ページ
裏表紙に1ページまんが『紅孔雀』(カゴ直利)

TV版
『新諸国物語 紅孔雀』(61年~62年・NET〈現在のテレビ朝日〉)
30分番組・(出演)沢村精四郎
『新諸国物語より紅孔雀』(78年~79年・NHK)
15分番組・人形劇・(声の出演)三波豊和

別冊付録まんが・ラジオドラマ編(1)-4

  • ごろねこ
  • 2017/07/25 (Tue) 22:10:57
●『笛吹童子』(北村寿夫・原作、和家治夫・江原比佐夫・脚本、益子かつみ・まんが)
「少年画報」1960年八月号付録・52ページ(連載まんが)

これはラジオ(53年)、映画(54年)ではなく、最初のTV放送に合わせたまんが化。
『笛吹童子』1960年5月~12月全35話・NET(現在のテレビ朝日)・主演・北大路欣也
♪ひゃら~り、ひゃらりこ、ひゃり~こ、ひゃられろ、という主題歌は、ラジオもTVも同じらしい。
TV版は後に以下のものも作られる。
1972年~73年『新諸国物語 笛吹童子』TBS・主演・岡村清太郎
1977年~78年『新諸国物語より笛吹童子』(人形劇)NHKがある。

別冊付録まんが・ラジオドラマ編(1)-5

  • ごろねこ
  • 2017/07/26 (Wed) 22:10:23
●『メラピ王国の最後』(北村寿夫・原作、石井治・絵)
「少年」1955年8月号付録・68ページ(読切・絵物語)

55年はラジオも映画も『オテナの塔』の時期。
「少年」ではこの時期(4月号から?)『新紅孔雀』を連載中であり、8月号に、『紅孔雀』の前日譚(『紅孔雀』に登場する那智の小四郎の先祖・那智小太郎、霧の小次郎の先祖・桐野大二郎などが活躍する)ともいうべきこの読み切り作品を付録につけた。『新紅孔雀』が『紅孔雀』と同内容、もしくは一部分なのかは不明だが、新作ではないだろう。ラジオ放送中の『オテナの塔』よりも前年放送の『紅孔雀』のほうが人気があったので、前年の作品ながら「新」として連載したのだろうか。

別冊付録まんが・ラジオドラマ編(1)-6

  • ごろねこ
  • 2017/07/27 (Thu) 22:10:01
●『風小僧』(北村寿夫・原作、真弓典正・脚本、寺内鉄雄・絵)
「少年画報」1959年11月号付録・36ページ
※「悲剣呼子鳥の巻」(連載まんが)

『風小僧』は『紅孔雀』に登場する風の小六を主人公にしたスピンオフ作品。ラジオドラマではなくTVドラマだが、関連作なので挙げておこう。58年から西日本放送で放送開始。関東では日本教育テレビ(NET=現・テレビ朝日)が59年より放送開始。放送時期、放送話数は各局によって異なる。
NETでは、毎週火曜夜7時からの30分番組として、三洋電機提供で48話が放送された。実際には全52話あり、局によって放送話数は異なるらしい。

別冊付録まんが・ラジオドラマ編(1)-7

  • ごろねこ
  • 2017/07/28 (Fri) 22:27:49
●『風小僧』(北村寿夫・原作、真弓典正・脚本、寺内鉄雄・絵)
「少年画報」1960年新年号付録・52ページ
※「山岳の幽鬼の巻」(連載まんが)

TV版では
13話までが第一部(小六の少年時代を描き、目黒ユウキ〈現・祐樹〉が演じる)
14話からが第二部(成人した小六の活躍を描き、山城新伍が演じる)
まんがは、
横山光輝が「冒険王」に59年2月号から5月号まで連載した版が、
滅びた煙が嶽城主・鏑木氏勝の一子・小六が敵を討ち、城主に戻るまでを描き、
寺内(植木金矢)版は59年8月号から60年2月号まで連載し、城主小六が風小僧として様々に活躍する姿を描く。

映画版はTV版を再編集したもので、1時間弱の映画が25作あり、CS「東映チャンネル」で時々放送されていたが、DVD・BOXとしても発売された。ただ、すべてが劇場公開されたかどうかは不明で、キネマ旬報のデータでは、60年に『風雲虹ケ谷』『風流河童剣』『流星剣の舞』の3作が公開されたとある。他の作品も、子供映画の併映作として上映されたかも知れない。

別冊付録まんが・ラジオドラマ編(1)-8

  • ごろねこ
  • 2017/07/29 (Sat) 22:11:49
●『三日月童子』(北村寿夫・原作、夢野凡天・漫画)
「冒険王」1955年2月号付録・108ページ(読切まんが)

映画版『笛吹童子』(第一部・どくろの旗、第二部・妖術の闘争、第三部・満月城の凱歌=すべて54年)の姉妹編として、映画『三日月童子』(第一部・剣雲槍ぶすま、第二部・天馬空を往く、第三部・萬里の魔鏡=すべて54年)が作られた。『三日月童子』はラジオやTV版はないようだが、「新諸国物語」のスピンオフ作品なので、ここに挙げておく。三日月童子役は東千代之介。さらに54年には『霧の小次郎』(第一篇・金龍銀虎、第二篇・魔術妖術、完結篇・三日月童子)が作られ、霧の小次郎(大友柳太朗)と三日月童子の妖術合戦が繰り広げられる。

別冊付録まんが・ラジオドラマ編(1)-9

  • ごろねこ
  • 2017/07/30 (Sun) 22:02:52
●『黄金孔雀城』(北村寿夫・原作、三島みちひこ・絵)
「少年ブック」1960年9月号付録・36ページ(連載まんが)

NHKラジオ連続放送劇・毎日(月~金)午後5時45分から放送。

映画『新諸国物語 黄金孔雀城』(61年・東映京都・4部作〈2、3部は同時公開〉)
(監督)松村昌治
(出演)河原崎長一郎、山城新伍、里見浩太郎、吉田義夫
映画版には姉妹編として『新黄金孔雀城・七人の騎士』(61年・東映京都・3部作)があり、そちらも一応北村寿夫原作となっている。

別冊付録まんが・ラジオドラマ編(1)-10

  • ごろねこ
  • 2017/07/31 (Mon) 22:16:31
●『ジャジャ馬くん』(関谷ひさし)
「冒険王」1960年5月号付録・68ページ(連載まんが)

『ジャジャ馬くん』の連載は、1958年新年号から1963年12月号までの6年間。その後、続編(プロ野球を引退した天馬竜平が、球団の監督になる)『ジャジャ馬球団』となって66年まで続いた。
ラジオドラマ化は60年とデータがあるが、私の所有している付録本では5月号に「大評判放送中」と書いてあるのが最初。1月、もしくは4月から放送が始まったのだろうか。ほとんど全国で聞けると書いてある。たとえば、関東地方はラジオ東京(現・TBSラジオ)で土曜のほか毎日午後6時35分から10分間。関西地方は大阪朝日放送で月曜から金曜は午後5時25分から10分間、土曜は5時10分から10分間とある。

別冊付録まんが・ラジオドラマ編(1)-11

  • ごろねこ
  • 2017/08/01 (Tue) 22:11:17
●『ジャジャ馬くん』(関谷ひさし)
「冒険王」1961年7月号付録・36ページ(連載まんが)

私が所有している付録で「東京放送ほか18局で大人気放送中」と書いてあるのはこれが最後。少なくとも1年以上は放送されていたらしい。
「ジャジャ馬くんの歌」(作詞・佐野美津男、作曲・山本直純)
♪青い空みりゃ勇気がわくぞ
 それ行け ジャジャ馬
 ぼくらのエース(以下略)

別冊付録まんが・ラジオドラマ編(1)-12

  • ごろねこ
  • 2017/08/02 (Wed) 22:16:09
●『少年No.1(ナンバーワン)』(関谷ひさし)
「少年ブック」1961年新年号付録・52ページ(連載まんが)

『少年No.1』の連載は、1960年1月号から63年5月号まで。
ラジオドラマの放送期間は不明だが、この(61年1月の)時点で放送されていたので、『ジャジャ馬くん』と放送期間が重なることになる。しかも、どちらもラジオドラマのまんが化ではなく、まんがのラジオドラマ化だというところがすごい。
関東地方は東京放送(現・TBSラジオ)で午後6時5分より、関西地方は朝日放送で午後6時20分より、月曜から土曜の毎日20分間放送。提供は森永製菓。
「少年No.1の歌」(作詞・河野詮、作曲・渡辺浦人)
♪ぐんと踏むアクセル かるく握ったハンドル
 街がとぶ 森がとぶ 流れる流れるハイウェイ(以下略)

別冊付録まんが・ラジオドラマ編(1)-13

  • ごろねこ
  • 2017/08/03 (Thu) 22:07:47
●『ゼロの秘密』(高橋昇之助・原作、川崎のぼる・まんが)
「少年ブック」1960年12月号付録・36ページ(連載まんが)

ラジオ東京連続放送劇。興国化学提供。
1960年8月から62年1月まで1年半にわたって放送。
毎日(月曜~土曜)午後25分から10分番組。
「ゼロの秘密 主題歌」(作詞・高橋昇之助、作曲・宇野誠一郎)
♪(前略)結社ゼロ 結社ゼロ
ゼロの秘密を 探り出せ

別冊付録まんが・ラジオドラマ編(1)-14

  • ごろねこ
  • 2017/08/04 (Fri) 22:09:20
●『ゼロの秘密』(高橋昇之助・原作、川崎のぼる・まんが)
「少年ブック」1961年7月号付録・36ページ(連載まんが)

世界征服を目的としている秘密結社ゼロは、秀川博士が平和のために作っている宇宙船を奪おうと狙い始めた。秀川博士とスタンレー教授は、ゼロに捕らわれてしまった。博士の息子の勇くんと探偵屋ノブさんは博士たちの行方を追って、ゼロと戦うのだった。
(登場人物)
冒険好きの快少年・勇くん/探偵屋ノブさん/自衛隊隊員・仙川英太郎/原子力科学者・秀川博士/博士の娘・じゅん子ちゃん/ゼロの部下・十三号/十七号 他

別冊付録まんが・ラジオドラマ編(1)-15

  • ごろねこ
  • 2017/08/05 (Sat) 22:32:26
●『とびだせ英二』(山中峯太郎・原作、小林一夫・絵)
「おもしろブック」1958年7月号付録・52ページ(連載まんが)

文化放送連続放送劇・東鳩東京製菓提供
午後5時35分から放送。
雑誌のまんが化は、「冒険王」の金田光二版もある。
また、曙出版から1958年7月に南あかねの絵で『とびだせ英二!!』の単行本(全2巻)も刊行された。

別冊付録まんが・ラジオドラマ編(1)-16

  • ごろねこ
  • 2017/08/06 (Sun) 22:08:25
●『とびだせ英二』(山中峯太郎・原作、小林一夫・絵)
「おもしろブック」1958年10月号付録・52ページ(連載まんが)

緒方博士の発明した原子放射線発生機の模型を、黒星博士率いる黒星団が奪った。博士がおじに当たる万国英二とゆり子の兄妹は、模型を奪い返そうと一味の巣窟に乗り込むが、罠にかかったゆり子が捕らわれてしまう。英二は、一味の基地であり兵器である「貝殻島」に潜入する。

別冊付録まんが・ラジオドラマ編(1)-17

  • ごろねこ
  • 2017/08/07 (Mon) 22:16:47
●『エンゼルの秘宝』(司忠彦・原作、佐賀たけお・絵)
「少年画報」1959年4月号付録・36ページ(連載まんが)

1959年新年号から7月号まで連載
ラジオ東京ほか全国で放送。森永製菓提供

今から七百五十年前東支那海を荒らし回って金銀財宝をかすめとる日本船団があった。これを八幡船(ばはんせん)といって、人々から大変恐れられていた。草刈次郎少年と宗像みどりの二人は、八幡船の首領安芸八郎が、隠したと伝えられる「エンゼルの秘宝」を探して、九州は長崎の五月寺を訪ね、怪しい洞窟に入っていった。すると、二人の行く手に、ぶきみな骸骨が……。

別冊付録まんが・ラジオドラマ編(1)-18

  • ごろねこ
  • 2017/08/08 (Tue) 22:18:57
●『アパートちゃん』(小崎政房・原作、三木一楽・絵)
「少女ブック」1956年12月号付録・102ページ(読切まんが)

ニッポン放送連続放送劇
まんが化作品は、集英社おもしろ漫画文庫から三冊出ており、松沢のぼるが絵を担当している。松沢版は「小学三年生」にも掲載したらしい。「小学四年生」の滝沢みち子版も含め、すべて集英社の本・雑誌への掲載だが、「少女クラブ」(講談社)には寺尾知文が描いていた。
この三木版では、アパートちゃんたちと、サーカスの少女・弓子とマリとの出会いと別れを描く。

別冊付録まんが・ラジオドラマ編(1)-19

  • ごろねこ
  • 2017/08/09 (Wed) 22:18:45
●『アパートちゃん』(滝沢みち子)
「小学四年生」1956年12月号付録・52ページ(連載まんが)

ラジオで、いま大活躍をしているアパートちゃんは、おとうさんやおかあさんと三人で近代的なアパートに住んでいます。このまんがは、アパートちゃんが、仲良しの善太ちゃんや、いたずらっこの段平ちゃんと、元気に活躍するお話です。
収録エピソード:「きずついた鳩」「じゅうどうのおねえさん」「おかしなかみしばい」

別冊付録まんが・ラジオドラマ編(1)-20

  • ごろねこ
  • 2017/08/10 (Thu) 22:16:58
●『秘密の魔笛』(玉川一郎・原作、カゴ直利・絵)
「少年クラブ」1956年7月号付録・68ページ(読切まんが)

ラジオ東京(現・TBSラジオ)放送
これは今から三百年ほど前、南の国のセレベスに起きた、日本人の子孫、少年バンダの勇ましい物語である。その頃、日本は徳川三代将軍の天下で、平和になった日本には、武士の活躍するところが少なくなっていた。それで心ある武士は、海をわたって、はたらき場所を外国に見つけた。そこで日本に帰れなくなった多くの人たちは海賊となり、中国や南の島々を暴れ回り、和寇と恐れられたのである。だが、日本人の誇りを捨てない人たちは、その土地に落ち着いて、その島のためになることを教えた。こういう立派な日本人もいたのである。この男を島の人はバンダユー(万太夫)と呼んだ。バンダユーはこの島のために酋長になった。バンダユーは強いばかりでなく、優しい日本の武士だった。そのバンダユーを父にもつ少年が生まれたのだ。その少年の名を……。